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高齢者が運動不足に陥る原因
高齢者が運動不足に陥る原因はさまざまなケースが考えられます。 今回、特に60代の高齢者に多い理由・要因を紹介します。 2017年の「スポーツの実施状況等に関する世論調査」による結果は、日ごろ運動をしない理由は次の3つの理由があげられます。
男性(60代) 女性(60代) 年を取ったから 32.8% 24.9% 仕事や家事が忙しいから 22.2% 23.3% 面倒くさいから 22.1% 22.3% 上記結果からも分かる通り、運動不足な人の場合、運動習慣をもつことに対する意識が低いといえるでしょう。
年を取ったからこそ、運動習慣が必要なのは明らかですが、運動習慣をもつまでには至らないケースもあるでしょう。
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高齢者向け運動不足によるからだへの影響
高齢者の場合、運動不足によりさまざまなリスクが考えられます。具体的には、以下の4つの悪影響が考えられます。
- 転倒・骨折の増加
- 肥満による生活習慣病の発症リスクの増加
- 認知症の発症リスクの増加
- 抑うつ症状・うつ病の増加
リスク1:転倒・骨折の増加
転倒・骨折のリスクが増加します。特に、高齢者の場合、運動不足な状態が続くと、体力・筋力もどんどん衰えていきます。
加齢により筋力が衰えることで骨密度も低下するため、転倒・骨折のリスクも高くなるでしょう。
さらに、筋力の低下だけでなく、関節の可動域も狭くなるため、膝・腰の痛みや炎症が発生しやすいです。
リスク2:肥満による生活習慣病の発症リスクの増加
運動不足な状態が続くと、食事の摂取カロリーの方が消費カロリーよりも多くなります。
摂取カロリーが多いと、体脂肪がつき肥満体形になります。
運動不足による肥満を放置すると、糖尿病・高血圧など生活習慣病の発症リスクも増加していきます。
特に、運動不足な人の場合、基礎代謝量も減少傾向にあるため、リスクがさらにあがりやすいでしょう。
リスク3:認知症の発症リスクの増加
運動不足により認知症の発症リスクも増加します。認知症といっても様々な原因が考えられますが、特に発生しやすいケースが以下の3つです。
- 老化
- けが・持病(生活習慣病含む)
- ストレスなど精神的な負担
認知症の場合、どうしても老化により発症するというイメージが先行しますが、発生要因は老化だけに限りません。
特に、運動不足な人の場合、けが・持病が進行しているケースが多いため、認知症の発症リスクも高くなるでしょう
リスク4:抑うつ症状・うつ病の増加
運動不足により自律神経のバランスも乱れていきます。
特に、高齢者の場合、運動機能・筋力の低下により外に出て外出する時間も減りがちになります。
1日中家の中で過ごすと、血流が悪くなり、老廃物が貯まるため、身体の免疫力の低下・自律神経のバランスが崩れます。
自律神経のバランスが崩れることで抑うつ症状・うつ病の発症リスクも増加するでしょう。
高齢者の運動不足解消におすすめな運動
運動不足解消におすすめな運動は以下の3つです。
- ストレッチ・体操
- 散歩・ウォーキング目
- 階段昇降目
特に、運動をしていない高齢者の場合、まずは1人で始めやすいものから日常生活に取り入れることをおすすめします。
ストレッチ・体操
ストレッチ・体操は室内でも気軽に取り入れやすい運動の一つでしょう。
特に、運動不足の人の場合、筋肉・関節などが凝り固まっている人も多いです。
そのため、ストレッチ・体操など負担が少ないものから取り入れる方がいいでしょう。
散歩・ウォーキング
散歩・ウォーキングもおすすめです。ウォーキング・散歩は職場まで出社している人の場合、手軽に取り入れることができる運動習慣の一つでしょう。
また、体に負担も少ないため、準備するものがほぼ必要ないためすぐに始めることができます。
階段昇降
階段昇降もおすすめな運動です。特に、電車・地下鉄などで通勤している人の場合、毎日の運動習慣として取り入れやすい運動の一つです。
最後に
弊社では代表の津田のボクシングの経験をもとに、シニアボクササイズのレッスンを東大阪で開催しています。 もし、ご興味ありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。
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